iPhoneのsimフリー版を安く買って賢く使うにはどうすればよいのでしょう?
スマホの月額料金を安く使うには、あなたが使う「通話時間やデータ通信量」を知る必要があります。
こちらの記事に利用用途別のデータ通信量(GB)の目安をあげていますので参考にしてください。
本記事の目的は下記の2点です。
●通話量やデータ通信量の目安から自分に合った通信各社の設定プランを見つける。
●より一層、月額支払いを安くする組み合わせを見つける。各社設定プランの比較は下記のように分類して各記事に掲載していますので合わせて参考にしてください。
- あなたが使うデータ通信量(GB)の目安
- 国内電話「かけ放題」の最安プラン
- 音声通話の最安プラン
- 音声通話とかけ放題を合算した最安プラン
- データ専用(SMSなし)の最安プラン
- 格安スマホ料金最安はここ!格安スマホはどこがいい(この記事です)
なお、ここに掲載した通信会社の調査全数は73社ですが、音声通話設定会社でレンタルや一時的な使用等及び代理店提携目的の通信会社は除いた28社に絞って比較していますこと承知ください。
また、データ専用プランについては、音声通話設定会社28社中でデータ専用プラン設定している19社を比較掲載しています。
そして、各社のキャンペーンや特典、ポイント等は、特定期間内や申込内容等頻繁に変更が生じて各社を同じ条件下で比較検討したいため本記事では加味していません。
ここで目安を建てて各社の確認をお願いします。
これから、乗り換えや新規契約を予定されている方には役立つ情報ですので一読くださるとうれしいです。
(記載金額は、注記が無いかぎり税込み表示です)
格安スマホのプラン別の最安スマホプラン比較まとめ一覧
比較した設定プラン料金は下記のように
◆電話かけ放題の無料時間
◆音声通話の基本料
◆データ通信の利用量
ごとに抽出したものです。
スマホ料金の最安プランを導くために下図の比較項目を用いています。
【比較項目】
電話かけ放題の時間 (比較項目) |
音声通話のデータ量 (比較項目) |
データ通信専用の量 (比較項目) |
||
28社 | 28社 | 19社 | ||
3分かけ放題 | 0GB | 1GB | ||
5分かけ放題 | 1GB | 3GB | ||
10分かけ放題 | 3GB | 5GB | ||
15分かけ放題 | 5GB | 7GB | ||
60分かけ放題 | 7GB | 20GB | ||
120分かけ放題 | 20GB | |||
無制限かけ放題 |
上記の抽出項目ごとに下記の4プランの中から最安の設定プランを抽出しています。
- 【電話かけ放題】の最安プラン
- 【音声通話(音声通話+SMS+データ)】の最安プラン
- 【「音声通話+かけ放題」(⑴+⑵)】の最安プラン
- 【データ通信専用(データ通信(SMSなし)】の最安プラン
それぞれの最安プランは次のとおり
⑴【かけ放題プラン】の最安プランかけ放題の無料通話時間(7種)ごとに最安プランを抽出
通話時間 通信会社 金額(円) 通話方法 3分かけ放題 BIGLOBEモバイル 660 専用アプリ 5分かけ放題 NUROモバイル 490 専用アプリ 10分かけ放題 mineo 550 ※ y.u mobile 専用アプリ X-Mobile ドコモ 15分かけ放題 楽天モバイル 1,100 楽天 60分かけ放題 J:COM mobile 1,650 au 120分かけ放題 Tikimo SIM 1,650 ※orアプリ 無制限かけ放題 楽天モバイル 0 専用アプリ ahamo 1,100 ドコモ ※=プレフィックス対応通話
※orアプリ=プレフィックス又はアプリを使用
⑵【音声通話プラン】(音声通話+SMS+インターネット)の最安プランデータ通信量(7段階)ごとの最安プランを抽出
データ量 通信社 月額(円) データ量 回線 0GB povo2.0 0 0GB A 1GB 日本通信 290 1GBまで D b-mobile 290 1GBまで D 2GB 日本通信 510 2GB D b-mobile 510 2GB D 3GB 日本通信 730 3GB D b-mobile 730 3GB D 5GB HISモバイル 990 4GB~7GB D NUROモバイル 990 4GB~5GB D・A・S 7GB HISモバイル 990 4GB~7GB D 20GB QTmobile 1,870 12GB~20GB D・A・S ※データ量=例えば1GB~3GBは、1GB~3GBまでは同じ価格設定を示す。
※回線エリア:R=楽天モバイル、D=ドコモ、A=au、S=ソフトバンクを示す。
⑶【音声通話+かけ放題(⑴+⑵)】の最安プランデータ通信量(7段階)ごとの最安プランを抽出
データ量 通信会社 3分 5分 10分 15分 60分 120分 無制限 0GB au/povo2.0 550 1,650 1GB excitモバイル 1,639 Tikimo SIM 1,474 2,354 楽天モバイル 2,178 1,078 HISモバイル 1,050 J:COM mobile 2,728 日本通信 1,890 b-mobile 1,890 2GB excitモバイル 1,639 Tikimo SIM 3,630 楽天モバイル 2,178 1,078 HISモバイル 1,270 J:COM mobile 3,278 IIJmio 1,550 BICSIM 1,550 日本通信 2,110 b-mobile 2,110 3GB excitモバイル 1,639 Tikimo SIM 1,617 2,497 楽天モバイル 2,178 1,078 HISモバイル 1,270 2,250 J:COM mobile 3,278 5GB excitモバイル 2,189 Tikimo SIM 3,146 楽天モバイル 3,278 2,178 J:COM mobile 3,278 NUROモバイル 1,480 y.u mobile 1,620 2,470 7GB excitモバイル 2,189 Tikimo SIM 3,630 楽天モバイル 3,278 2,178 HISモバイル 1,490 2,470 J:COM mobile 3,828 IIJmio 2,200 BICSIM 2,200 20GB excitモバイル 4,004 Tikimo SIM 3,795 楽天モバイル 3,278 2,178 J:COM mobile 4,378 IIJmio 2,500 2,700 BICSIM 2,500 2,700 mineo 3,388 表示している内容は次のとおりです。
・記載料金は、データ通信量・無料通話時間の双方で最安価格を示す。
・青色=無料通話時間が長い無料時間料金設定より高い料金設定を示す。
・茶色=無料通話時間別でも下位の無料通話時間設定より安い設定価格を示す。
・緑色=RakutenLinkアプリで無制限通話が「0円」です。基本通信料金がデータ通信量(GB)によって月額が決まります。
⑷【データ通信専用プラン】(データ専用(SMSなし)の最安プランデータ通信量(6段階)ごとの最安プレン抽出
データ量 通信社 月額(円) データ量 回線 1GB Links Mate 385 1GBまで D 2GB Links Mate 418 2GBまで D 3GB Links Mate 550 3GBまで D 5GB y.u mobile 800 1GB~5GB D 7GB HIS Mobile 880 4GB~7GB D 20GB イオンモバイル 1,738 12GB~20GB D・A ※データ量=例えば4GB~7GBは、4GB~7GBまでは同じ価格設定を示す。
※回線=D/ドコモ、A/auを示す。格安スマホどこがいい/最安のデータからみえることまとめ!
電話かけ放題の最安プランまとめ
電話かけ放題の最安プランから分かることは、
◆専用アプリでよければ「楽天モバイルの無制限かけ放題0円」が何より最安。
楽天モバイルについては、このアプリによるかけ放題を実証してみたところ、従来の電話回線と同じとは言えないまでも会話が途切れることはなく、反響音的なところを感じますが、0円であれば我慢できる範囲(LINE電話とよく似た感想)です。
但し、ビジネス通話は、チョット難しいかな・・・。◆3分・5分なら10分かけ放題550円/月で安心できてよいのではないか・・。
◆15分・60分・120分のかけ放題なら無制限かけ放題1,100円ahamoでよいのではないか・・・。といった選択要素が見えてきます。
但し、基本となる音声通話の料金設定によっては、合算した月額料金が高くなる場合があります。単純にかけ放題だけの料金では決められません。
次に、その通話SIMの契約の基本料金(契約)のデータ量ごとで抽出した最安プランをみてみましょう。
音声通話の最安プランまとめ
音声通話の最安プランから見えるのは
◆0GBの方なら、povo「0円」が非常に魅力的でいいでしょう。
povoは、本当に使いものになるのか・・・。(実証結果最新)
トッピングなしでは0円だが低速通信(最大128Kbps)なので、ネット検索や動画視聴はまったくといっていいほどできませんでした。
LINEトーク程度は可能ですが受信通話を主とした方向けの検討プランです。◆1GB~3GBまでなら「日本通信/b-mobile 290 円、510円、730円」が最安。
◆5GB~7GBまでなら「HISモバイル 990円/7GB」がいいでしょう。
◆20GBでは「QTmobile 1,870円」は安いですね・・・この音声通話SIMだけで電話をかける場合には、データ量の多いい少ないにかかわらず、契約データ通信量を超えた場合は、30秒ごとに22円(従来の電話回線)の利用料が別途必要になります。
これ以外に、アプリ電話等を使って、30秒ごとに9円~11円の通話料金となる設定先もあります。
「通話+かけ放題」の最安プランまとめ
「通話+かけ放題」の最安プランの内容です。
◆データ通信量「0GB」で5分・無制限かけ放題ではpovoの5分かけ放題550円/月額は安くておすすめですね。
◆データ量1GB~3GBまでの「5分かけ放題」なら。HISモバイルがおすすめ。
◆データ量3GB~5GBまでの「10分かけ放題」なら。u mobileがおすすめ。
◆どのデータ量でも15分・60分・120分かけ放題なら、無制限かけ放題がおすすめ。
◆無制限のかけ放題では、すべてのデータ通信量で楽天モバイルが最安です。
この楽天モバイルの無制限かけ放題を使うには、楽天モバイル専用アプリRakutenLink(ダウンロードも通話も無料です)が必要です。RakutenLinkも実証した感想は、通常の電話回線との質の違いは体感で分かるくらい反響音的なところを感じましたがLINE電話と同じような使い心地でした。(あくまでも私見です)
何より、データ通信基本料金だけで通話料・SMS送信とも「0円無料」です。
「20GB無制限かけ放題」でも2,178円、「データ無制限かけ放題」でも3,278円は魅力ですので少し我慢すれば「これはダメッ!」とはならないと思いますのでおすすめです。
以上が「音声通話プラン」と「かけ放題プラン」を合算した最安の料金プランでした。
次は、通話はできない「データ通信」専用SIMのデータ量ごとの最安プランです。
データ通信SIM(SMSなし)の最安プランまとめ
データ通信SIM(SMSなし)の最安プランをまとめると次のことがいえます。
◆1GB・(2GB)・3GB・(4GB)までの方なら「LinksMate」が最安です。
◆5GBでは、「y.u mobile」「NUROモバイル」「LinksMate」がおすすめ。
◆7GBでは「HIS Mobile」が1,000以下ではここだけで最安です。
◆20GBまでなら「イオンモバイル1,738円」が最安で16GB~20GBまで同価格で最安です。
◆ネットワークもほぼ全社でドコモネットワークとなっています。
格安スマホどこがいい/スマホ利用状況とお得な組み合わせ!
上述の最安データまとめから、さらに絞った「究極のおすすめの組み合わせ」が下記になります。
データ利用量に合わせた「究極のおすすめプラン」はこの一択!
スマホ料金を最安にするには、下図の①音声通話SIMのように「povoのみ」が契約可能な基本契約0GBです。
povoの音声通話プランを左に、右には最安のデータ通信を表にしました。
必要に応じて、下図の「①音声通話SIM(povo)」にプラスして、「②データ通信SIM」の必要GBを組み合わせることができます。(SIM2枚「デュアルSIM」とした組み合わせ)
⓵音声通話SIM(povo) |
②データ通信SIM |
||||||
電話をかける時間の長さ | WI-FI以外で使うデータ量 | 基本通話 | かけ放題 | 別途料金 (通話料金) 22円/30秒 |
データ量/料金 | 通信社 | |
0分 |
0 GB |
povo / 0円 | なし | 発信時 | 1GB / 385円 | Links Mate | |
2GB / 418円 | Links Mate | ||||||
5分 | 5分 / 550円 |
5分超え時 | 3GB / 550円 | Links Mate | |||
5GB / 800円 | y.u mobile | ||||||
無制限 | 無制限/1,650円 | なし | 7GB / 880円 | HIS mobile | |||
20GB /1,738円 | イオンmobile |
例-1)
povo音声SIM(0分0GB/0円)+Links MateデータSIM 1GB/385円=385円の最安価格。
※povoの1GBでは990円となります。
(その差は、990-385=605円お得)
例-2)
povo音声SIM(5分かけ放題/550円+Links MateデータSIM 3GB/550円=1,100円で可能。
※povoの5分かけ放題3GBでは1,540円となります。
(その差は、1,540-1,100=440円お得)
例-3)
povo音声SIM(5分かけ放題/550円+y.u mobileデータSIM 5GB/800円)=1,350円で可能。
※povoの5分かけ放題5GBでは3,250円となります。
(その差は、3,250-1,980=1,270円お得)
データ通信量に合わせた「究極のおすすめプラン」のおすすめの方!
究極の最安料金にするには下記の分類1・分類2が検討する基本となりそうです。
(分類1)データ通信の必要がない方(データ通信はWI-FIでのみを含む)
おすすめの方 | データ通信 | 通信社 | 月額料金 |
電話での会話のみで、 相手からの受信待ちの方 |
なし | au/povoトッピングなし契約 ※ | 0円 |
発信電話が5分で複数回かける方 | なし | au/povoの5分かけ放題契約 | 550円 |
1回5分以上の電話発信の方 | なし | au/povoの無制限かけ放題契約 | 1,650円 |
※povoのトッピングなしでは、180日間に通話・SMSで660円以上か有料トッピングの利用をしないと利用停止となり得ます。
(分類2)としては、分類1を基本にした発展形です。
◆(分類1)の「音声通話のあるなし・通話の長短・電話の回数」等を基本としながら
◆データ通信が「絶対必要な方」がデータ量に合わせた「データ通信SIM」の2枚SIM使いが安く使える方法です。
「povoの設定プランに基本料0円」があることでこのような究極の選択肢が広がっています。
なお、データ通信量の目安がわからない方は、こちらの記事を参考にしていただければあなたに合った必要とするデータ量(GB)が見つけられます。
この記事は下記の章立てで記載していますので必要な章をクリックしてご覧ください。
- あなたが使うデータ通信量(GB)の目安
- 国内電話「かけ放題」の最安プラン
- 音声通話の最安プラン
- 音声通話とかけ放題を合算した最安プラン
- データ専用(SMSなし)の最安プラン
- 格安スマホ料金最安はここ!格安スマホはどこがいい(この記事です)
最後までご覧いただきありがとうございました。